心身の健康について自ら課題をみつけ、考え、よりよく問題解決できることを目標に本校では「テーマ別 高校生のメッセージ」を実施しています。本日クラスや学年の代表となった10名が全校生徒の前で自らの意見を堂々と発表しました。1年生は「命の大切さ」、2年生は「心身の健康」というテーマで、自分自身の経験談や問題点、それに基づく今後の展望などを述べました。3年生からは、後輩へのメッセージということで、進路実現に向け高校生活をどのように送ればよいのか話してもらいました。
また、この日のために別海町在住の作家 河﨑秋子 様にもご来校いただき、発表全体のご講評をいただきました。河﨑 様からは、スマートフォンの使用について発表した内容について触れられ、「別海高校生は非常によく考えて生活していることがわかりました。この時代スマートフォンはさまざまな情報を手に入れることができるツールとして必要不可欠なもの。ただ、その使用方法を間違えず、依存しすぎない生活が大切。」とご助言いただきました。
生徒の感想ですが、「発表者全員、すごい難しいことを考えたり、しっかりと意思を持っていて、自分と同じ年代なのに、すごく大人にみえました。」「堂々と発表できてすごかったです。人に何かを伝えることはとても大変なのだと思いました。身振り、手振りを交えて話すと人に伝わりやすいことがわかりました。」などと述べていました。
また、この作文を書くにあたって、「作文を書くことは好きな方なので、最初は余裕だと思っていましたが、テーマが重くかなり難しかったです。とらえ方によっていくつもの考えがあり、その中から絞り込むことに苦労しました。」「書く過程で、改めて自分の生活を見直して、心身について深く考えてみました。心身ともに健康維持することは難しいことですが、自分なりのストレス解消法を見つけて過ごしていこうと思いました。」と記入してくれていました。
考える、書く、発表する、聞く、これらの経験から、生徒一人一人が心身の健康について見直すよい機会となりました。