第1回酪農技術現地研修会

 4月30日(金)、第1回酪農技術現地研修会として、西春別の「(株)デイリーファームきぼう」様 を視察しました。経産牛145頭、育成牛115頭、計260頭をフリーストールで飼育していました。

  代表取締役の 佐藤めぐみ 様 は、

 「牛を元気に!地域を元気に!安心安全な生乳生産をモットーに日々牛と会話(観察)しながら愛情をもって接しています。」とのこと。特に、搾乳時に牛体観察を行い、徹底した省力管理を実践していました。酪農地帯である別海町だからこそ、牛が元気であれば地域活性化も進むと考え日々営農しているとのことでした。そのため、施設にも工夫があり、フリーストール牛舎(115床)1棟、ホスピタル牛舎1棟、乾乳舎1棟、哺育舎1棟、哺育ハッチ1式、育成舎3棟を有し、牛一頭一頭を大切に育てていました。さらに、生乳生産のみの単一経営では、リスクにあうと経営が悪化する可能性があることから、複数の事業による収入源を確保した、補完的な多角化経営という経営理念について、説明をいただきました。実際に佐藤様は、(株)デイリーファームきぼう代表取締役と(株)アグリサポートサンエイ(コントラクター事業)取締役を兼任していました。さらにダイズなどの作物を栽培して収入源にする構想を描いていました。

 今回の視察を通して、牛体観察の要点や経営者としての考え方について多くの気づきを得ることができました。学生にとっても大変学びの多い訪問であり、今後もこのような研修の機会を継続していきます。  (文責:野村)