第4回 酪農技術現地研修会

 7月28日(月)に第4回、酪農技術現地研修会がありました。今回は、株式会社 井出牧場へ視察に行きました。井出牧場は、酪農から和牛の繁殖へ切り替えた珍しい農家さんでした。繁殖200頭、肥育1頭、後継牛合わせて390頭を飼育していました。現在は、繁殖をメインで行っていますが、井出さんは「一度牛が病気になってしまうとなかなか値がつかないという大変さがあるため肥育へ切り替えたい」と話をしていました。

 また、和牛能力共進会へ出品した牛も見せていただきました。共進会へ出品する牛は、エサにこだわっており、乾草をカッティングマシンで細かくすると話していました。乾草を細かくすることで牛の肋が張るとのことでした。

 普段、研修会で見ることのない和牛農家さんであったため、学生は興味を持ちたくさん質問をしていました。とても勉強になる研修となりました。