2025年10月の記事一覧

令和7年度 農業特別専攻科 視察研修会 3日目

3日目

最終日は、大樹町の半田ファームと帯広市の広瀬牧場・ウエモンズハートを訪問しました。

まず訪れた半田ファームでは、6次産業化の取り組みについて学びました。
1996年からチーズ製造を手がけており、現在では公式オンラインショップも運営されています。牧場経営に加えて製造・販売までを行うことで、経営面で大きな支えとなっているとのお話を伺いました。

続いて訪問した広瀬牧場・ウエモンズハートでは、多角的な経営について学びました。
牧場経営を中心に、ジェラートショップ「ウエモンズハート」の運営や、酪農教育ファーム「十勝農楽校」、山林事業など、多方面に事業を展開することでリスク分散を図っている点が印象的でした。

今回の視察を通して、経営に関する多くの学びを得ることができました。
特に印象に残ったのは、「牛は私たちの飼育によって気持ちよくも、不愉快にもなる」という言葉です。
これからも常に牛の気持ちに寄り添い、より良い経営を目指していきたいと感じました。(文責:川内)

 

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令和7年度 農業特別専攻科 視察研修会 2日目

2日目

10月16日(木)、私たちは足寄町の北野牧場と本別町の山下牧場を訪れました。

まず訪れたのは、広々とした放牧地が印象的な北野牧場。起伏のある牧草地で放牧している光景がとても印象的でした。子牛の管理にも工夫がたくさんあり、子牛に飲ませる初乳は発酵初乳のみを使用し、粉ミルクは一切使っていませんでした。牛の健康と成長を第一に考える姿勢が伝わってきました。

次に訪れた山下牧場では、約300頭の牛たちが元気に暮らしていました。昨年度の1頭あたり乳量は13146㎏と好成績で、効率的な管理の成果を感じました。2名でスムーズに作業できるよう自動搾乳ロボットを導入したり、牧草の管理を専門業者に任せるなど、最新の経営手法も学ぶことができました。

広大な放牧地での牛たちの姿や、先進的な牧場経営の現場を目の当たりにし、酪農の可能性や奥深さを改めて実感した1日でした。(文責:川内)

 

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第1回 公開酪農セミナー

10月27日(月)の11時00分~12時30分で「第1回公開酪農セミナー」を開催いたします。

場所は別海青少年プラザです。

帯広畜産大学 畜産学部 教授の川島 千帆 様が「乳牛における分娩後の良好な繁殖性やその孔子の良好な発育につなげるための周産期管理」について講演を行います。

参加費は無料です。気になる方は、是非足を運んでみてください!

申し込みは、下のQRコードからお願いします!(文責:川内)

 

 

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令和7年度 農業特別専攻科 視察研修会 1日目

10月15日(水)から17日(金)にかけて、浜中町・十勝方面への視察研修会を実施しました。

1日目

初日は浜中町の 二瓶牧場 と 白川牧場 を訪問しました。

二瓶牧場では、牛の衛生管理について学びました。
牧場では「繋ぎ飼い」で昼は放牧を行っており、トンネル換気によって牛床を常に乾燥させるなど、病気を未然に防ぐための徹底した衛生管理が実践されていました。「牛を病気にさせない」という強い意識が印象的でした。

白川牧場では、牧場経営の効率化についてお話を伺いました。
少人数でも牧場を運営できるよう、作業をシンプルにする工夫が随所に見られ、経営面での意識の高さを感じることができました。

今回の視察を通じて、現場での管理や経営の工夫など多くの学びを得ることができました。今後の活動にも活かしていきたいと思います。(文責:川内)



 
 
 

 

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