専攻科日誌

第3回酪農技術現地研修会

 

6月1日(月)、第3回酪農技術現地研修会を実施しました。

今回は、上風連の早坂牧場 様を視察させていただきました。牧場主の早坂 一彦様から経営概況や飼養管理について説明していただきました。また搾乳ロボットを2台導入されており、データの活用方法や家族だけで経営を行うための省力化について教えていただきました。仕事を円滑に進めるためには病気の牛を出さないことが必要であり、そのために、いかに良い品質の草を収穫できるかが重要だとお話していただきました。

2年目学生の野田くんは、「草地管理や分娩後の牛の管理などを教えていただきとても勉強になりました。今後自家の経営にも生かしていきたいです。」と話をしてくれました。     (文責:池田)

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研究活動計画発表会

 

5月28日(木)に研究活動計画発表会を実施しました。

専攻科では1年目学生は自家の牧場の全体像を把握するため様々なデータを採取し、修了研究に向けた予備調査研究を行っています。2年目学生は、自家経営の実態に即した経営改善や普段の作業内容改善など疑問に思うことや開発に関する研究・調査を行っています。

 

今年度の研究活動のテーマは以下の通りです。

・1年目学生 木村滉起 (基礎研究)

 「我が家の経営実態調査」

・2年目学生 野田隆世 (修了研究)

「健康な牛を育てるための草地管理」

 

また、今年度は酪農経営科のプロジェクト計画発表会と合同で行うことで、高校生にも専攻科学生の取組を知ってもらう良い機会となりました。

校長先生や教頭先生からご助言をいただき、高校生からもたくさんの質問がされ、とても充実した計画発表会となりました。

学生たちはそれぞれのテーマで1年間研究活動に取り組んでいきます。(文責:池田)

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酪農試験場「土壌草地学」実験

 

5月26日に酪農試験場で1年目学生が「土壌草地学実験」を行ってきました。内容は、学生の自家の草地3区画の土壌を採取し、土壌分析を行ってきました。調査項目は、pH・ECと有効態リン酸および交換性塩基のK、Mg、Caです。実験方法の他に分析の原理についても学ぶことができました。また、土壌が生成される過程から作物の必要養分量や土壌診断に基づく施肥対応についても学ぶことができました。

分析の結果、各草地の土壌成分に違いがあることが分かりました。学生は、今後の草地の維持と更新に役立てることができると分析結果を解読していました。(文責:野村)

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第2回酪農技術現地研修会

 5月21日(木)、第2回酪農技術現地研修会として、標津町の「大西牧場」様 を視察しました。経産牛117頭をフリーストールで、育成牛106頭をつなぎ牛舎で飼育していました。

 経営者の 大西亮祐 様 は、

 「酪農家にとって最終的に大事になってくるのは儲かっているかどうかなので、どうやって牛を飼うかということに正解はないですが、うちの牧場にとっては牛を健康的に飼うことが大事です。」 と話してくださいました。

 牛の健康を支えるために「病気の出ない餌作り」を重視し、肥料やスラリーは春ではなく秋を中心に散布することで、牛に悪影響を及ぼす成分が牧草に残らないよう細かな工夫をしていました。また、スラリー散布よりも前にホタテの貝殻を活用し土壌へカルシウムを補給する取り組みも行われており、牧草の品質向上や牛の健康維持に繋げていました。

 さらに、近隣の農家6戸が集まってTMRセンターを設置し、草刈り・肥料撒き・餌の配合・各農家への配送を分担することで、効率的かつ高品質な飼料生産を実現していました。

  今回の視察を通して、牛の健康は日々の飼養管理だけでなく、土づくりや牧草づくりといった見えない部分から支えられていることを理解することができました。また、牛の健康と経営の安定を両立させるための経営者としての考え方や実践について学ぶ貴重な機会となりました。 (文責:丸野内)

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標茶町酪農セミナー「笑顔あふれる牧場へ ~牛と共に歩む~」

 

5月20日(水)、「標茶町コンベンションセンターうぃず」で開催された酪農セミナーに参加しました。「アニマルウェルフェア」という言葉が取り上げられる以前から、「酪農とは?乳牛たちのためのサービス業である」との理念から、「牛ファースト」をコンセプトに、「人間にいい物は牛にいいかもしれない」との仮説を立て、様々なことを取り組まれている妹背牛牧場 佐々木氏による講演でした。

特に、疾病を減らすために、栄養と環境が全てで、健康とストレスフリーな状態を作り出すために、「牛体を清潔に保つこと」「足や通路を汚さないこと」「軟便にさせないこと」等、牛を飼うから牛の世話をする意識が重要であることを学びました。(文責:野村)

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令和8年 根室ブラック&ホワイトショウ

 5月8日(金)、令和8年根室ブラック&ホワイトショウが開催され、本校の学生も研修してきました。

 根室ブラック&ホワイトショウは根室地区の酪農家たちが代表牛を一堂に集め、 体型や資質の改良水準を比較・検討することで、将来の酪農に役立つ乳牛の改良方向を確認し、酪農業の健全な発展、会員同士の親睦と交流、後継者の育成を図ることを目的に開催されています。

 学生たちは会場で乳牛の姿を見ながら自らも審査し、乳牛の体型やバランス、歩様などについて学びました。

 また、審査員による講評を通して、乳牛を見るポイントや評価基準について直接学ぶことで、乳牛審査に必要な知識や観察力への理解を深めることができました。今後もこの経験を日頃の学習や実習に活かしていきます。(文責:丸野内)

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第1回酪農技術現地研修会

 4月30日(金)、第1回酪農技術現地研修会として、西春別の「(株)デイリーファームきぼう」様 を視察しました。経産牛145頭、育成牛115頭、計260頭をフリーストールで飼育していました。

  代表取締役の 佐藤めぐみ 様 は、

 「牛を元気に!地域を元気に!安心安全な生乳生産をモットーに日々牛と会話(観察)しながら愛情をもって接しています。」とのこと。特に、搾乳時に牛体観察を行い、徹底した省力管理を実践していました。酪農地帯である別海町だからこそ、牛が元気であれば地域活性化も進むと考え日々営農しているとのことでした。そのため、施設にも工夫があり、フリーストール牛舎(115床)1棟、ホスピタル牛舎1棟、乾乳舎1棟、哺育舎1棟、哺育ハッチ1式、育成舎3棟を有し、牛一頭一頭を大切に育てていました。さらに、生乳生産のみの単一経営では、リスクにあうと経営が悪化する可能性があることから、複数の事業による収入源を確保した、補完的な多角化経営という経営理念について、説明をいただきました。実際に佐藤様は、(株)デイリーファームきぼう代表取締役と(株)アグリサポートサンエイ(コントラクター事業)取締役を兼任していました。さらにダイズなどの作物を栽培して収入源にする構想を描いていました。

 今回の視察を通して、牛体観察の要点や経営者としての考え方について多くの気づきを得ることができました。学生にとっても大変学びの多い訪問であり、今後もこのような研修の機会を継続していきます。  (文責:野村)

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「酪農概論」に係る講演会

 4月24日(金)、本校にて根室農業改良普及センター主任普及指導員 榎田純子様から「牛舎と付属施設・飼養形態、牛舎・牛のモニタリングのポイント」についてご講話を賜りました。

 参加した学生達は、「牛が快適に過ごすための施設や環境を学び、大変勉強になった。」「自分の家の牛舎も定期的に整備していきたい。」等と感想を述べていました。

 今回学習したことを、酪農家の後継者として乳牛の飼養管理に役立ててもらいたいと思います。(文責:大利)

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農業特別専攻科 オリエンテーション

 4月9日(木)、オリエンテーションが行われました。

 オリエンテーションでは、科訓である「酪理実践」の意味を共有したのち、農業特別専攻科の時程や修了要件、講義・行事の計画について確認しました。酪理実践とは、理論と実践力を兼備した酪農自営者を目指すことです。そのため、授業を受ける「生徒」でなく、自ら学び研究する「学生」として、積極的に学習に向かってほしいと思います。

 また、同日に学友会年度始総会と交通安全講習会も行われました。学友会は専攻科学生の組織で、就農者交流会など、有意義な行事を行っていく予定です。

 交通安全講習会は、交通事故防止と安全意識の向上を目的として行われ、参加者全員で交通安全宣言を読み上げ、あらためて安全運転を意識付けることができました。(文責:丸野内)

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農業特別専攻科 入学式

 4月8日(水)、入学式が行われました。今年度の農業特別専攻科の新入学生は1名です。

 入学式に先立ち、学生・教職員顔合わせの会が開かれました。校長の挨拶に始まり、在校生からの歓迎の挨拶や自己紹介ののち、新入学生を囲んで食事会と写真撮影。校長や教頭、農業科教員との食事会でしたが、新入学生は今年3月まで酪農経営科の生徒であったこともあり、終始和やかな雰囲気で会は進みました。

 入学式は本科(普通科・酪農経営科)との合同開催であったため、少し照れくさそうにしている場面もありましたが、農業特別専攻科の学生として堂々とした姿を見せてくれました。

 農業特別専攻科での学びを通して、酪農の理論と実践力を兼ね備えた経営者になってくれることを期待しています。(文責:丸野内)

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