校長挨拶

北海道別海高等学校のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます

多くの方々にご支援いただきながら校長として2年目を迎えることができました。日頃から各方面からの多大なるご協力をいただいていることや、別海町から多額のご支援をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。

また、昨年度末には第96回選抜高等学校野球大会に21世紀枠で出場するという栄誉を賜り、別海町からの補助金や地域の方々からの物心両面でのご協力のおかげで、生徒たちに貴重な体験をさせることができました。選手の頑張りやハツラツとしたプレーはもちろん、応援団優秀賞をいただけたのもひとえに地域の皆様や関係各位のおかげと感謝しているところです。 

 本校は平成24年から、地域住民が学校運営に参画するコミュニティ・スクール(学校運営協議会)を導入しており、多くの就学支援を実現してきました。こうした環境のもと、本校の生徒は、のびのび、はつらつと勉強や部活動、ボランティア活動などに取り組み、自分のよさや可能性を伸ばして、大学進学や就職など、進路実現を果たしています。

しかし、現状に満足することなく、校訓である「日々是新」(昨日までの自分を捨て、もっと明るいもっと高いもっと充実した日にしよう)の意味を深く考え、トライ&エラーを繰り返しながらも長所や強みの圧倒的な増進によって課題を解決するとともに、20年後30年後の未来を予測しながら、どのような力を身につけるべきかを考え、教育課程の編成方針や学校経営方針を基礎の定着と自主性や主体性強化のために一部改編しました。

 また、別海町は酪農や漁業が盛んで、経済の中心であるとともに、日本の食料を支える重要な地域であります。少子高齢やグローバル化する経済の影響を強く受け、厳しい状況にある産業に従事し、発展させていける人材を育成するという課題にも継続的に取り組むとともに、町の発展のために今できることは何かをしっかりと考えていきたいと思います。

「地域と歩む私の学校(ステージ)」のスローガンのもと、生徒一人ひとりが安心・安全に学校生活を送り、確かな学力と豊かな心、健やかな体を育むことができるよう、教職員一丸となって教育活動の工夫・改善に取り組み、皆様方の御期待に応える魅力溢れる学校づくりを進めてまいりますので、本校へのご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

令和6年4月1日 北海道別海高等学校長 織井 恒