専攻科日誌

第7回酪農技術現地研修会

9月25日(木)に第7回酪農技術現地研修会がありました。今回は、厚岸町トライベツにある妹尾牧場へ視察に行きました。妹尾牧場は、経産牛58頭、未経産牛39頭の計97頭を繋ぎで飼育していました。

昔ながらの牛舎であり、対頭式となっていました。妹尾さんは「食べさせる餌によって乳量や乳脂は大きく変わってくる。乳房炎の予防としては、高価なビタミンをあげている」と話してくれました。

飼育している牛の平均年齢は高く、過去には12産している牛もいたとのことでした。

今回の視察では、コストをかけないで飼育する経営の大切さを学ぶことができました。1年目学生の野田隆世さんは、同じ繋ぎ飼い牛舎のため興味津々で質問していました。とても勉強になる研修になって良かったです。妹尾牧場様、ありがとうございました。

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第4回 酪農技術現地研修会

 7月28日(月)に第4回、酪農技術現地研修会がありました。今回は、株式会社 井出牧場へ視察に行きました。井出牧場は、酪農から和牛の繁殖へ切り替えた珍しい農家さんでした。繁殖200頭、肥育1頭、後継牛合わせて390頭を飼育していました。現在は、繁殖をメインで行っていますが、井出さんは「一度牛が病気になってしまうとなかなか値がつかないという大変さがあるため肥育へ切り替えたい」と話をしていました。

 また、和牛能力共進会へ出品した牛も見せていただきました。共進会へ出品する牛は、エサにこだわっており、乾草をカッティングマシンで細かくすると話していました。乾草を細かくすることで牛の肋が張るとのことでした。

 普段、研修会で見ることのない和牛農家さんであったため、学生は興味を持ちたくさん質問をしていました。とても勉強になる研修となりました。

 

 

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〔専攻科〕第2回酪農公開セミナー

 

2月17日(月)別海町青少年プラザにて第2回酪農公開セミナーを実施しました。

今回は麻生大学獣医学部 教授 河合 一洋 氏に「乳房炎発生要因と乳房炎防除管理プログラム」についてご講演していただきました。

乳房炎に感染に影響する要因や、乳房炎を発生させない飼養環境、搾乳手順などを、これまで河合先生が研究されてきたご経験を基に教えていただきました。

会場からは搾乳手順や乳房炎治療に関して、沢山の質問が挙がり、活発な意見交換が行われました。

講演を聴いた学生からは、「乳房炎治療の判断基準など、仕事をする上で悩むことがあったのでとても勉強になりました。今日学んだことを取り入れて乳房炎による経済損失を減らしていきたいです。」と話をしてくれました。

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[専攻科]加工実習

 

2月10日(月)、14日(金)に(株)べつかい乳業興社にて加工実習を実施しました。

10日は、別海町乳製品加工施設でストリングチーズ・モッツァレラチーズ、カチョカヴァロを製造しました。チーズの成形作業は力加減が難しく、苦戦しながらも一生懸命取り組んでいました。

14日は、別海町農漁村加工体験施設にてあんパンやカレーパンなど7種類のパンを約240個製造しました。学生達は、成形やトッピングなど試行錯誤しながら楽しんで取り組んでいました。

参加した学生からは、「チーズの加工を学ぶことができてとても勉強になりました。今後、自家の生乳を使って家でもチーズを作ってみたいと思います。」と話をしてくれました。

 

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【専攻科】研究活動発表会

 

2月7日(金)、研究活動発表会を実施しました。

本年度は1年目学生1名が「我が家の経営事態調査」、2年目学生2名が「ニュージーランド研修で学んだこと」について発表しました。

1年目学生の坂野下さんは、土壌・草地・子牛の体測・飼料分析・繁殖や疾病の現状など、1年間かけて自家の状況を調査し、まとめました。

2年目学生の丹羽君と板橋君は2か月間のニュージーランド研修で学んだことや、今後の自家の経営で活かしていきたいことを発表しました。

それぞれの発表について、お越しいただいた皆様から沢山の質問やアドバイスをいただき、より学びを深めることができた様子でした。

この専攻科での学びを、この先にも活かしていってほしいと思います。

 

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