専攻科日誌
第2回酪農技術現地研修会
5月21日(木)、第2回酪農技術現地研修会として、標津町の「大西牧場」様 を視察しました。経産牛117頭をフリーストールで、育成牛106頭をつなぎ牛舎で飼育していました。
経営者の 大西亮祐 様 は、
「酪農家にとって最終的に大事になってくるのは儲かっているかどうかなので、どうやって牛を飼うかということに正解はないですが、うちの牧場にとっては牛を健康的に飼うことが大事です。」 と話してくださいました。
牛の健康を支えるために「病気の出ない餌作り」を重視し、肥料やスラリーは春ではなく秋を中心に散布することで、牛に悪影響を及ぼす成分が牧草に残らないよう細かな工夫をしていました。また、スラリー散布よりも前にホタテの貝殻を活用し土壌へカルシウムを補給する取り組みも行われており、牧草の品質向上や牛の健康維持に繋げていました。
さらに、近隣の農家6戸が集まってTMRセンターを設置し、草刈り・肥料撒き・餌の配合・各農家への配送を分担することで、効率的かつ高品質な飼料生産を実現していました。
今回の視察を通して、牛の健康は日々の飼養管理だけでなく、土づくりや牧草づくりといった見えない部分から支えられていることを理解することができました。また、牛の健康と経営の安定を両立させるための経営者としての考え方や実践について学ぶ貴重な機会となりました。 (文責:丸野内)
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