専攻科日誌
第6回酪農技術現地研修会を実施しました。
9月25日(金)、西春別の(株)大沼牧場にて第6回酪農技術現地研修会を実施しました。研修会では、牧場主の大沼 浩二 様より、経営概況や飼養管理についてお話をお伺いしました。
大沼 様の説明のなかで特に印象的だったことは、「いかに獣医を呼ばない管理ができるか。」ということを繰り返しお話されていたことです。病気等の牛が発生するということは、牛にとっても人にとってもロスが大きいため、いかに日頃の健康管理に気をつけることが重要かということを教えていただきました。
牛が牛舎とパドックを自由に往来できるような設計になっており、蹄病予防には土を踏ませることが大切だと考えているとお話がありました。また、牛群を維持するための繁殖管理や牛の更新基準等についても詳しく教えていただき、学生たちは、熱心に話を聞いていました。
参加した学生からは、「牛群の更新基準や精液を選ぶ基準など、とても勉強になりました。これから自家の経営でもより良い牛を揃えていけるように繁殖管理を行っていきたいです。」と話をしてくれました。(文責:池田)
第1回公開酪農セミナー開催のお知らせ
農業特別専攻科では、地域の酪農家の皆様や関連機関の方々にも聴講していただく酪農セミナーを実施しています。
今年度の第1回酪農公開セミナーの日程と内容が決まりましたので、お知らせします。
「北海道別海高等学校農業特別専攻科 第1回公開酪農セミナー」
日時:令和8年11月12日(木)10:30~12:20(10:00受付開始)
場所:別海町青少年プラザ(旧マルチメディア館)別海町別海旭町47番地1
講師:泉 賢一 氏 (日本大学生物資源科学部アグリサイエンス学科 教授)
演題:「栄養・飼養管理から考える乳牛の健康づくり ー乳房炎・疾病リスクを減らすためにー」
参加費は無料です。皆様のご参加お申し込みをお待ちしています!
お申し込みは、下のQRコードまたはお電話、メールにてお願いします。
電話番号:0153-75-2053
メール:bekkai-z4@hokkaido-c.ed.jp
担当:農業特別専攻科 野村・池田
詳細は下記のPDFデータをご確認ください。
(文責:池田)
第5回酪農技術現地研修会(根室管内指導農業士会現地研修会)
8月5日(水)、第5回酪農技術現地研修会として根室管内指導農業士会主催の現地研修会に2年目学生野田さんが参加しました。
今回は、根室市(株)TANAKA FARMと(株)TMRセンターオアシス厚床の2カ所を視察させていただきました。
TANAKA FARMの牧場主の田中様から経営概況や飼養管理について説明していただきました。また搾乳ロボットを2台導入されており、データの活用方法や家族だけで経営を行うための省力化について説明をいただきました。特に、個体乳量と体細胞数が際立って良好な点について、仕事を円滑に進めるためには病気の牛を出さないことが必要であり、そのために、後継牛に力を入れている点と、新鮮なTMRの給与が重要になることをお話していただきました。
TMRセンターオアシス厚床では、3戸の搾乳ロボットメガファームに供給していました。特に、有機型循環農業を基盤に粗飼料主体・低コスト、高泌乳牛群に取り組んでいました。そのために、スラリーの質と施用の省力化とサイレージの収穫時期と量をコントロールすることでコスト削減に取り組み、飼料代の低減を実現していました。
学生の野田さんは、「良質な飼料給与や初任牛と乾乳牛の管理などを教えていただきとても勉強になりました。今後自家の経営にも生かしていきたいです。」と話をしてくれました。(文責:野村)
専攻科説明会を実施しました。
8月6日(木)、高校生に向けて専攻科説明会を実施しました。今回は北海道内外から2名の参加がありました。
学校生活や学習内容について説明した後、模擬授業を行いました。
模擬授業では、1年目学生の木村さんから現在基礎研究で行っている「自家の経営実態調査」について発表してもらい、専攻科に入学した経緯や専攻科の学生生活についても話をしてもらいました。
その後、持参してもらった自家の牧草地の土壌のpH・EC値の測定実験を行いました。高校生たちは家の牧草地の土壌がどのような状態なのか興味深そうに実験に取り組んでいました。
参加してくれた高校生の皆さん、ありがとうございました。
専攻科では随時学科説明会を実施しています。いつでもお問合せください。(文責:池田)
第4回酪農技術現地研修会を実施しました。
8月3日(火)に第4回酪農技術現地研修会として牧草事前学習会を実施しました。
石田牧場 石田 敦 様の圃場にて雪印種苗株式会社トータルサポート室 高橋 美沙子 様を講師にお招きし、牧草品種の見分け方の基本を中心に品種特性や栽培管理等々実践的な知識と技術について細かく丁寧なご指導をいただきました。参加した2年目学生の野田さんは、牧草の草種を特定するのにはじめは難しそうにしていたものの、高橋さんから教えていただきながら、段々と見分けが付くようになっていき、研修会が終わる頃には資料を見なくても草種を特定できるようになっていました。
また、野田さんの家の放牧地にもご同行いただき、圃場の草種構成や雑草率等についてご指導いただきました。
野田さんからは「放牧酪農をこれからも続けていくために、今回教えていただいたことを基に、草地更新の順番や維持管理の方法を決め、牧草地のより良い管理をしていきたいです。」と話をしてくれました。(文責:池田)
第3回酪農技術現地研修会
6月1日(月)、第3回酪農技術現地研修会を実施しました。
今回は、上風連の早坂牧場 様を視察させていただきました。牧場主の早坂 一彦様から経営概況や飼養管理について説明していただきました。また搾乳ロボットを2台導入されており、データの活用方法や家族だけで経営を行うための省力化について教えていただきました。仕事を円滑に進めるためには病気の牛を出さないことが必要であり、そのために、いかに良い品質の草を収穫できるかが重要だとお話していただきました。
2年目学生の野田くんは、「草地管理や分娩後の牛の管理などを教えていただきとても勉強になりました。今後自家の経営にも生かしていきたいです。」と話をしてくれました。 (文責:池田)
研究活動計画発表会
5月28日(木)に研究活動計画発表会を実施しました。
専攻科では1年目学生は自家の牧場の全体像を把握するため様々なデータを採取し、修了研究に向けた予備調査研究を行っています。2年目学生は、自家経営の実態に即した経営改善や普段の作業内容改善など疑問に思うことや開発に関する研究・調査を行っています。
今年度の研究活動のテーマは以下の通りです。
・1年目学生 木村滉起 (基礎研究)
「我が家の経営実態調査」
・2年目学生 野田隆世 (修了研究)
「健康な牛を育てるための草地管理」
また、今年度は酪農経営科のプロジェクト計画発表会と合同で行うことで、高校生にも専攻科学生の取組を知ってもらう良い機会となりました。
校長先生や教頭先生からご助言をいただき、高校生からもたくさんの質問がされ、とても充実した計画発表会となりました。
学生たちはそれぞれのテーマで1年間研究活動に取り組んでいきます。(文責:池田)
酪農試験場「土壌草地学」実験
5月26日に酪農試験場で1年目学生が「土壌草地学実験」を行ってきました。内容は、学生の自家の草地3区画の土壌を採取し、土壌分析を行ってきました。調査項目は、pH・ECと有効態リン酸および交換性塩基のK、Mg、Caです。実験方法の他に分析の原理についても学ぶことができました。また、土壌が生成される過程から作物の必要養分量や土壌診断に基づく施肥対応についても学ぶことができました。
分析の結果、各草地の土壌成分に違いがあることが分かりました。学生は、今後の草地の維持と更新に役立てることができると分析結果を解読していました。(文責:野村)
第2回酪農技術現地研修会
5月21日(木)、第2回酪農技術現地研修会として、標津町の「大西牧場」様 を視察しました。経産牛117頭をフリーストールで、育成牛106頭をつなぎ牛舎で飼育していました。
経営者の 大西亮祐 様 は、
「酪農家にとって最終的に大事になってくるのは儲かっているかどうかなので、どうやって牛を飼うかということに正解はないですが、うちの牧場にとっては牛を健康的に飼うことが大事です。」 と話してくださいました。
牛の健康を支えるために「病気の出ない餌作り」を重視し、肥料やスラリーは春ではなく秋を中心に散布することで、牛に悪影響を及ぼす成分が牧草に残らないよう細かな工夫をしていました。また、スラリー散布よりも前にホタテの貝殻を活用し土壌へカルシウムを補給する取り組みも行われており、牧草の品質向上や牛の健康維持に繋げていました。
さらに、近隣の農家6戸が集まってTMRセンターを設置し、草刈り・肥料撒き・餌の配合・各農家への配送を分担することで、効率的かつ高品質な飼料生産を実現していました。
今回の視察を通して、牛の健康は日々の飼養管理だけでなく、土づくりや牧草づくりといった見えない部分から支えられていることを理解することができました。また、牛の健康と経営の安定を両立させるための経営者としての考え方や実践について学ぶ貴重な機会となりました。 (文責:丸野内)
標茶町酪農セミナー「笑顔あふれる牧場へ ~牛と共に歩む~」
5月20日(水)、「標茶町コンベンションセンターうぃず」で開催された酪農セミナーに参加しました。「アニマルウェルフェア」という言葉が取り上げられる以前から、「酪農とは?乳牛たちのためのサービス業である」との理念から、「牛ファースト」をコンセプトに、「人間にいい物は牛にいいかもしれない」との仮説を立て、様々なことを取り組まれている妹背牛牧場 佐々木氏による講演でした。
特に、疾病を減らすために、栄養と環境が全てで、健康とストレスフリーな状態を作り出すために、「牛体を清潔に保つこと」「足や通路を汚さないこと」「軟便にさせないこと」等、牛を飼うから牛の世話をする意識が重要であることを学びました。(文責:野村)
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   | 7   |
8   | 9   | 10   | 11   | 12   | 13   | 14   |
15   | 16   | 17   | 18   | 19   | 20   | 21   |
22   | 23   | 24   | 25   | 26   | 27   | 28   |
29   | 30   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   |