教養・自然科学でも植物細胞の観察を行いました

 植物細胞の観察シリーズも最終回で、3年生の教養・自然科学でも7月10日(月)にオオカナダモとタマネギの細胞の観察を行いました。
 さすがは3年生。プレパラートも手際よく、きちんと作成できました。3年生だけ、タマネギの染色を酢酸オルセインとメチレンブルーの2つの染色液を用いました。核=赤色の概念を取り払うためです。酢酸カーミンや酢酸オルセインは赤く染める色素を用いた結果であって、核そのものの色ではないことを理解してもらうためです。
 メチレンブルーは核と同時に、細胞壁も青色に染まることから、細胞1つ1つを観察しやすくなります。
 3年生は、夏休み明けになると思いますが、溶液濃度の違いによる細胞の形の違い、原形質分離についてもオオカナダモを使って観察してみようと思います。

   

   
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1D生物基礎で植物細胞の観察の続きを行いました

 アップが少し遅くなりましたが、7月7日(金)前回に引き続き、植物細胞の観察を行いました。
 前回は、顕微鏡操作方法に時間がかかってしまい、オオカナダモとタマネギの細かいところまで観察できなかったので、改めて行いました。
 プレパラートも前回よりも手際よく、きちんと作れたと思います。観察もオオカナダモの原形質流動が確認できた人、タマネギの鱗葉のように葉緑体のない植物細胞もあることを確かめることができました。

実験の感想をいくつか紹介しましょう。

『タマネギとオオカナダモでは見え方がまったく違うことにびっくりしました。緑色の粒々は動いていなかったのですが、細胞をきちんとみることができてよかったです。』
『中学校のときも似たような実験をやりました。でも、高校の方が顕微鏡の性能がよいので見やすかったです。実験の苦手な私でも、しっかりとやることができました。』
『顕微鏡の使い方が改めてわかりました。タマネギの薄皮を取るのに少し苦戦しましたが、しっかりできました。接眼レンズから見える像は逆に動くことがわかりました。』
『オオカナダモの葉緑体が何個か動いているのが見えた。タマネギの核もはっきり見ることができた。』


    

    
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酪農経営科1年生 1D生物基礎

 酪農経営科の理科は1年生で生物基礎、2年生で科学と人間生活を学習することになっています。
 1年生は高校に入って初めての実験となりました。アフリカツメガエルやクサガメ、メダカ、ウーパールーパーなどの小動物から、観葉植物までさまざまな生物が無秩序に置かれている部屋にやってきたのは9名の生徒たちです。見慣れないアフリカツメガエルに興味津々の彼らですが、今日はカエルの実験ではありません。
 11名のクラスですが、2名が欠席のため9名での実験になりました。前回の2年生では顕微鏡が2人で1台だったのが、今回は1人1台です。少人数の利点ですね。
 タマネギの薄皮の細胞担当とオオカナダモ担当に分かれて、丁寧にプレパラートを作製していきました。
 顕微鏡操作も、持ち方からピントの合わせ方まで丁寧に教えていったので、生徒も混乱するとなく観察を進めていくことができました。
 生徒からは「すご~い。」「よく見える。」「きれいに赤くなっている。」(核のことだな)「緑が動いている。」(緑ではなくて葉緑体です!!とツッコミたかったのですが)…といった声が聞こえてきました。
 今日は、説明に時間がかかったので、次回もう一度同じ内容を実験して、タマネギとオオカナダモの比較がきちんとできるようになりたいと思います。


    

    
 

普通科2年生 2A生物基礎

 光学顕微鏡を使っての植物細胞の観察は、高校の生物の登竜門のようなもので、どの学校でも実施していると思います。
 今回は、本校2年生の生物基礎選択者29名が、タマネギとオオカナダモの細胞の観察をしました。中学校でもやっている内容かもしれませんが、再確認のためほぼ毎年この実験は行っています。このクラスでも手際よくプレパラートを作製し、スケッチや出された課題をきちんと行っていました。
 今回は、タマネギの核を酢酸オルセインで染色すると赤色に染まること、タマネギとオオカナダモを比較して植物細胞すべてに葉緑体があるわけではないこと、オオカナダモの原形質流動などを実際に見ることができました。また、光学顕微鏡の操作方法もあわせて確認することができました。

 では、生徒の感想を抜粋ですが少し紹介しましょう。

(女子生徒)『葉緑体が思っていたより速く動いていたので驚いた。その動きが葉緑体が1つの生物みたいだと思った。』

(女子生徒)『タマネギの細胞は葉緑体がなく、核が1つあった。同じ植物でもこんなに違いがあることに驚きました。』

(女子生徒)『倍率を高くするにつれて、細胞がきれいにはっきり見えるようになっておもしろかった。』

(男子生徒)『タマネギは葉緑体が赤紫色に変わっていることがわかりました。』…葉緑体と核を勘違いしてしまったようです。でも、『今日の結果を授業でも生かせるようにがんばります。』と結んでいます。そうですね。違いをしっかりと覚えられるようにがんばりましょう。


    

  
 

普通科3年生 教養・自然科学

 別海高校の生徒ホールの横には藤棚があり、この季節藤色の花を咲かせてくれています。
 この時期にフジ?と思われた道外の皆さん。北海道は春の花と夏の花が短い間に一気に咲いていくのです。春の花は関東地方とは1ヶ月~1ヶ月半ほど遅れて開花します。
 毎年、この花を使って何かできないものかと考えているうちに花が散ってしまい、教材化することができませんでした。
 雨が降りなかなか実施できなかったのですが、ようやく今日よい天気になり、観察が行えました。
 フジの花は、マメ科植物の典型的な形をしており、その形から蝶形花と呼ばれています。かわいそうですが、各自花弁をとり、切り分けてプリントに貼り付ける作業をしました。計5枚あるのですが、生徒はきちんとわかってくれたでしょうか? 
 葉も、私たちがよく知っている単葉とは形態が異なるため、生徒は混乱しがちです。初めに羽状複葉の説明を行い、「1枚の葉」のイメージを持たせました。本校にはナナカマドなど羽状複葉の植物が多くあります。単葉と複葉の違いを植物の進化と結びつけると発展的な内容になりますが、今回は観察だけに留めておきます。フジは、羽状複葉の先端に1枚の小葉をつける奇数羽状複葉なのですが、生徒はきちんと観察できているでしょうか?

  

 見づらいのですが、左のプリントは奇数羽状複葉になっていますが、右は残念ながら先端に小葉がありませんでした。
 
 次回の授業で、これらを解説していきます。

    
 

普通科3年生 教養・自然科学

修了検定シリーズ、第2回目はメスシリンダー修了検定です。
 実は、メスシリンダーの使い方は、中間考査にも出題したのですが、多くの生徒が正解をしていました。
 でも、実際にやってみると、目盛りを正しく読みとれていない生徒が4割近くいました。少し驚きの数値です。多くは水面の上部を読み取っていて、1目盛り程度足りないことが多かったのです。正しくは水面の下部を目盛りに合わせます。理屈はわかっていても、実際は…という生徒が多いことに改めて気付かされました。
 高校での理科実験は、定性的にも定量的にもメスシリンダーの目盛りが1違っていても結果的には大きな違いにはならないでしょう。しかし、実験器具を正しく使えるようになることは大切なことだと思います。そして、これらが積み重なって物事を正確に読み取れる能力につながっていくのだと思います。
 誤った使い方をして発生する事故も、正しい使い方をしているという“思いこみ”に起因するのではないかと改めて考えさせられる実験でした。

      
 

普通科3年生 教養・自然科学

教養・自然科学ではジャガイモに続き、ナスタチウムも栽培することになりました。
 ナスタチウムは和名をキンレンカ(金蓮花)といい、花を観賞することはもちろん、エディブルフラワーとして、食用にもなります。ちょっとピリ辛で、サラダや西洋料理のアクセントや彩りとして用いられています。
 夏から秋にかけて別海高校を彩れないかと思い、栽培を始めてみることになりました。草花の種子は細かいものが多いのですが、ナスタチウムは大きな種子なので播種作業も難しくありません。作業に慣れていない普通科の生徒も、順調に進めていくことができました。
 ポリポットに培養土を入れ、ポットの中心部に穴をあけて、その中に種子を埋めていきました。一人2ポットつくったので74ポットできあがりました。今後、発芽が確認できたら、発芽率を出してみようと思います。
 これらの花を使って学校が今よりももっときれいになるように願いながら、栽培していきたいと思います。


      

    
 

普通科3年生 教養・自然科学

 育て始めたジャガイモをきちんとスケッチできていなかったので、授業の前半は中庭で観察を中心に授業が行われました。グループに分かれて、自分たちの植えたジャガイモを細かく観察していきました。他のグループと比較してみて、成育状況が良好なのかどうなのか確認もしました。また、前回の観察で、B組のF君が気づいてくれた培養土の種類によって成育に違いがあることについても、考えてみることにしました。
(生徒A)「光の当たり方が違うんじゃない?」
(生徒B)「でも同じ所に置いてあるじゃん。」
(生徒C)「じゃあ、温度が違うとか…。」
といったやりとりが続いているのですが、
(教員)「土の種類で、どう違うか考えてみなさい。」
(生徒たち)「………?」

 さあ、成育の違いは土にあるようですが、生徒はどのようなことに気づいていくのでしょうか。

 さて、生徒にジャガイモ栽培の抱負をまとめさせたところ、さまざまな意見が出されましたが、その一部を紹介しましょう。
(A組Mさん)
『ジャガイモの栽培は何度もしたことがあったが、土を袋に入れたまま栽培するのは初めてで、面白い方法だなと思った。植物を育てるのは好きなので、今後の成長が楽しみだ。』と書いてくれています。確かに袋栽培はひと昔前、ベランダ菜園がブームだった頃の方法なので今の生徒にとっては斬新なのかもしれません。
(B組T君)
『実際に芋を育てることは今までもあったが、自分たちで種芋を切って草木灰をつけることはなかったので、新鮮な体験になった。また、なぜ、草木灰をつけるのかも理解することができた。』とも書いてくれています。北海道の子なので、ジャガイモ栽培の経験は誰にでもあるのでしょうが、今までは、事前に用意されていた種芋を植えていたのですね。種芋の調整からやってみてよかったと思いました。


      

  
 

普通科3年生 教養・自然科学

 6月12日(月)。3年生の教養・自然科学で栽培を始めた、ジャガイモの観察を行いました。
 実は、2回目の観察なのですが、前回は特に芽が出ていなかったので、ご報告はしませんでした。
 袋の上部を折りたたんでいくと…「芽が出ている!!」と歓声が上がりました。
 10㎝ぐらいの大きさに育っているものから、土の表面にちょこっとだけ顔を出しているものまで、成育こそ違いはあったものの、どの班も芽が出ていることを確認できました。
 観察をしていると、B組のF君が「土によって芽のでかたが違うんじゃない???」と発言してくれました。
 なかなか、よいところに気がついてくれました。確かに、畑土主体の培養土の方が成育が早いようです。このような発見は実際に栽培してみないとわからないことですね。
 今後、2種類の培養土で成育に差がつくのか、縮まるのか楽しみですね。


  

  
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普通科3年生 教養・自然科学

 世の中にはたくさんの修了検定があります。自動車免許などの修了検定が有名ですが、今年度の教養・自然科学では、生徒たちにさまざまな、修了検定を行っていこうと考えているところです。
 第一弾として、「ガスバーナー」の使い方をマスターしてもらうべく、「ガスバーナー修了検定」を行いました。ガスバーナーについては中学校で修得しているのですが、グループ学習などによっては、人任せにしてしまい、使い方を知らないままの人もいるのではないかと思ったからです。
 さて、結論から言うと、教養・自然科学選択者はきちんと扱えていました。数名危なっかしい生徒もいましたが、何とか「合格」を手にすることができました。今後、授業でもガスバーナーを使う機会がありますので、今日の手順をしっかりと覚えておいてほしいものです。でも、世の中に出て、ガスバーナーを扱う人はそんなにいません。でも、だからこそ、学校でしか学べないこともあります。10年、20年と経ったときに、“そういえば、あんなことしたっけな”と思ってもらえればうれしいです。

① A組のMさん。ねじがちゃんと回ることを確認したら、元栓を開きます。


② A組のO君。コックを開いたらガスマッチの火をつけて、ガス調節ねじを少しずつ回していきます。  
  

③ B組のT君。ガスバーナーに火がつきました。ガス調節ねじを回して、ガスの量を調整します。


④ A組のHさん。Hさんもガスの量を調節しているところです。  

  
⑤ B組のK君。ガスの量が決まったら、空気調節ねじをまわし、ガスの色を青くします。写真では見づらいのですが、青色の炎になりました。

  
⑥ B組のY君。空気調節ねじを回すビフォー・アフター。
   

⑦ B組Hさん。消火操作は点火の逆です。最後に元栓を閉めて終了です。「ガスバーナー修了検定 合格!!」
  


 さて、考査にガスバーナー修了検定を終えての感想を書かせました。ある生徒からは、
「小中学校とガスバーナーを怖がって、人任せにしていた。だから、一人でガスバーナーを使えるようになったので、よいテストだった。」と書いてありました。
 修了検定の意味があったと思いました。
 

普通科3年生 教養・自然科学

 教養・自然科学では、ほぼ毎回プリントに実験結果やスケッチ、考察などをまとめさせています。今回は「実験器具を正しく使えるようになろう」という単元で、ガスバーナー、メスシリンダー、駒込ピペットを正しく使えるように実習を行いました。中学校での復習の意味も兼ねているのですが、駒込ピペットの使い方がわからない生徒が多く、年度始めにきちんと教えておくべきだと感じたからです。
 さて、プリントには「メスシリンダーの目盛りを読む際の注意点」を図示させる問題をつくりました。生徒の承諾を得ましたので、その一部をご紹介します。

     

いろいろな眼がありますね。

でも、今回の最高傑作はB組のY君のプリントです。よくここまで…書きましたね。


 

普通科3年生 教養・自然科学

 3年生の普通科教養・自然科学では、さまざまな実験・観察・栽培・体験などを通して、科学的な考え、見方ができるような授業を行っています。毎年、何らかの植物を栽培しているのですが、今年度は班ごとにジャガイモを栽培することになりました。といっても本校にある畑は酪農経営科の実習地ですから、勝手に使用することはできません。そこで、この授業では、ジャガイモを培養土の入っている袋で栽培してみることにしました。
 植え付けの前週に大きい種イモは、包丁で切り、切り口には草木灰を散布して植え付けに備えました。
 植え付け当日は、ちょっぴり肌寒い天気でしたが、別海高校の中庭で、作業開始です。まず、培養土の入っている袋の下部に千枚通しで水抜き穴を開け、その後袋の上部をはさみで切り開いていきます。久しぶりに触った土の感触は、昔つくった泥ダンゴを思い出させるものでした。培養土の中央部に穴を掘り、種イモを植え付けました。
 さて、このジャガイモはちゃんと成長してくれるでしょうか?
 ジャガイモ栽培を通して、植物の成長に必要な光や水、肥料分などの条件がどのように影響するのか、また、できたジャガイモを加工しデンプンを取り出し、そのデンプンを使って実験を試みようと思います。
 今後の実験の様子をお伝えするとともに、成長過程もご報告できればと思っています。