専攻科日誌

〔専攻科〕研究活動中間発表会

 

10月25日(金)に、研究活動中間発表会を実施しました。

今回は、「我が家の経営実態調査」と「2024酪農経営 意思決定支援システムの構築」の2つのテーマの発表を行いました。

学生たちは4月から調査・開発してきたことをまとめてきました。

発表後は、活発な質疑応答やアドバイスがあり、研究内容を充実させる良い機会となりました。参加した学生は、「アドバイスをもらったことで、自分自身では気づけなかったことに気づくことができました。2月の最終発表に向けて、研究内容をより充実させていきたいです。」とこれからの研究活動に意欲を見せてくれました。

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〔専攻科〕視察研修3日目

 

視察研修3日目は、音更町の①小原輝大牧場②小原牧場を視察しました。

①小原輝大牧場では、タイストール用搾乳ロボットを導入した牛舎を見せていただきました。また、飼料給与に関して様々な添加剤などを活用されており、高泌乳群をつくる工夫を凝らした飼料給与を教えていただきました。参加した学生は、「いい牛づくりは、良いエサ作りからだと実感しました。」と感想がありました。

②小原牧場では、「美しさと長命性を目標に」と飼育管理の実際を教えていただきました。また共進会で活躍されている牛を見せていただきました。参加した学生からは、体型の良いきれいな牛ばかりで驚きの声があがっていました。また繁殖管理のポイントについても教えていただき、学生たちは熱心に質問をしていました。

 

1年目学生の坂野下さんは、「3日間で様々な経営形態の酪農家を視察し、経営者の話を聞くことで、経営者としてこだわりを持つことの大切さを実感しました。今後の仕事に生かしていきたいです。」と話をしてくれました。

 

視察にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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〔専攻科〕視察研修2日目

 

視察研修2日目は、清水町の①田中牧場②串田牧場③大槻牧場④成松牧場を視察しました。

①田中牧場では、共進会に出品されている牛を見せていただき、体型と乳量などの生産性についてバランスよく改良が行われていることを教えていただきました。また、参加した学生からは「外国人技能実習生やアルバイトが働きやすいような体制がつくられており、職場の働きやすい環境作りがとても参考になりました。」と感想がありました。

②串田牧場では、乳牛のほかに和牛の生産も行っていることを教えていただきました。学生が、経営者としてのゴールはどこですかと質問し、「ゴールはないです。安定したゆとりのある経営を目指して、常に試行錯誤して進んでいきたいと思います。」と、経営者として考えを教えていただきました。

③大槻牧場では、GEAの搾乳ロボットを導入した牛舎を見せていただきました。学生からは、「他社のロボットを見ることができ、とても参考になりました。また経営者として常に挑戦しつづける姿勢にとても感銘を受けました。」と感想がありました。

④成松牧場では、ロボット牛舎と既存のつなぎ牛舎を見せていただきました。育成舎やアブレストパーラーなど自分で製作されたとお話を聞き、学生一同驚いていました。「自分で出来ることは自分でやる」という姿勢に、経営者としての学びを得ることができました。

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〔専攻科〕視察研修会1日目

鈴木牧場(株)アグウェイ 

 

10月9日(水)から11日(金)に標茶・十勝方面へ視察研修会へ行ってきました。

 

1日目は標茶町の①鈴木牧場②佐藤牧場③(株)アグウェイを視察しました。

①鈴木牧場では、牧場主の鈴木 重充様からは、子牛の管理や飼料管理について教えていただき、治療より予防が重要だとお話をしていただきました。

②佐藤牧場では、牧場主の佐藤 喜貴様より夏季昼夜放牧+フリーバーンで「より自然に近い形の牧場経営」を教えていただきました。またゲノム検査を活用したバランスのとれた長命連産の牛群を見せていただきました。

③(株)アグウェイでは、牧場主の山本 隆様より、作業動線や作業効率を考えられた牛舎を見せていただきました。また、蹄病対策や子牛の哺乳に関しても詳しく教えていただきました。

学生たちは、それぞれの農家で熱心に質問し、移動中のバスの中でも活発な議論を行い、充実した学びを得られたようでした。

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〔専攻科〕ニュージーランド農業研修に出発しました。

 

9月30日(月)中標津空港から、専攻科学生2名がニュージーランド農業研修に出発しました。

専攻科では、2年次に希望者を対象に2カ月間の海外農業研修を実施しています。

本年度は、ニュージーランドのマナワルにある牧場で実習を行い、放牧酪農を主体とした飼養管理について学びます。また、海外での生活やホストファミリーとの交流を通して、様々なことを吸収し、見聞を広げてきてほしいと思います。

参加する2年目学生の板橋君は、「これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、帰国後成長した自分を見せることができるように2カ月間頑張ってきます。」と抱負を述べていました。

(文責:池田)

 

 

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